はじめに
入院中は頑張れていたのに、
退院すると急に活動量が減ってしまう。
臨床ではよくある場面です。
「本人の意識の問題」と考えられることもありますが、
実際には環境の変化が大きく影響しています。
病院では“やる流れ”がある
病院では、
- 時間が決まっている
- 声をかけてもらえる
- 活動の機会がある
つまり、
“行動しやすい環境”
が整っています。
家では状況が変わる
退院すると、
- 声をかける人がいない
- 疲れたらすぐ休める
- 生活リズムが崩れる
など、条件が変わります。
その結果、
「やらない」のではなく、
“続けにくい状態”
になることがあります。
続けるために大切なこと
① 生活の流れに入れる
訓練としてではなく、
- 朝食後に行う
- 家事と組み合わせる
など、日常の流れに組み込むことが重要です。
② 小さく始める
退院直後は負担も大きいため、
最初から頑張りすぎないことが大切です。
③ 家族も“支える側”になりすぎない
ご家族が頑張りすぎると、
本人の行動機会が減ることもあります。
“できる部分を残す”
視点も重要です。
まとめ
退院後にリハビリが続かないのは、
やる気の問題ではなく、
環境や生活の変化
が関係していることがあります。
「どうすれば続けやすくなるか」
を生活全体で考えることが、
作業療法では大切だと感じています。

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