家族が「やる気がない」と感じるとき、作業療法士は何を見ているのか

はじめに

ご家族から、

  • 「やる気がないように見える」
  • 「もっと頑張れるのでは?」

という言葉を聞くことがあります。

ですが実際には、

“やる気”だけでは説明できないことも多くあります。

この記事では、
作業療法士がどのような視点で行動を見ているのかを解説します。


行動には理由がある

例えば、

  • ベッドで過ごす時間が長い
  • 声をかけても反応が薄い

こうした行動にも背景があります。

  • 疲れやすい
  • 失敗経験が多い
  • 何をすればいいか分からない

など、複数の要因が重なっていることがあります。


「できる」と「できると思える」は違う

身体的には可能でも、

本人が

  • 怖い
  • 自信がない

と感じていると、行動は減っていきます。

そのため、

“できる能力”だけではなく、

「できると感じられるか」

も大切になります。


家族の関わりで変わること

① 成功しやすい場面を作る

全部を頑張るのではなく、

  • 一部だけ任せる
  • 簡単な役割を作る

ことで行動しやすくなることがあります。


② 「できない部分」だけを見ない

できていないことばかりに目が向くと、

本人も自信を失いやすくなります。

小さな変化でも共有することが大切です。


③ 無理に励ましすぎない

「頑張って」は、

時にプレッシャーになることもあります。

まずは、

安心して行動できる環境を作ることが重要です。


まとめ

「やる気がない」と見える行動にも、

必ず理由があります。

作業療法では、

  • 能力
  • 自信
  • 習慣
  • 環境

などを含めて考えていきます。

行動の背景を一緒に整理していくことが、
支援の第一歩だと感じています。

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