こんにちは、現役作業療法士のスマティーです。
今回は、新人セラピストや実習前の学生へ向けて
認知症評価MMSEの注意点をまとめてお話させていただきます

はじめに
認知機能評価として広く用いられている MMSE(Mini-Mental State Examination)。
しかし、実施方法や声かけが統一されていないと、点数の信頼性が大きく損なわれる検査でもあります。
今回は、MMSEを正しく・公平に評価するための注意点を、臨床現場向けに分かりやすくまとめました。
MMSE実施前に準備するもの
MMSEを行う前に、以下を必ず準備しておきましょう。
準備不足は評価エラーの原因になります。毎回同じ物品を使用することが大切です。
検査全体を通しての重要な原則
MMSEでは、検査者の関わり方が結果に影響します。以下の原則は必ず守りましょう。
聴覚障害がある場合
MMSE各項目の評価ポイントと注意点
見当識(時間・場所)
記銘・遅延再生
計算(100−7)
言語(呼称・復唱・理解)
書字・描画
MMSE点数の目安とADLとの関係
MMSEは診断ではなく、あくまでスクリーニングです。
- 27点以上:正常
- 24〜26点:境界領域(MCI)
- 23点以下:認知症疑い
ADLとの関連
現場でよくある質問Q&A
Q. 病院名は正式名称でないとダメ?
→ 通称・略称でも正解
Q. 三段階命令の紙のサイズは?
→ A4程度
Q. 環境は統一すべき?
→ 雑音のない環境が望ましい
Q. 見当識の質問をまとめて聞いてもいい?
→ 質問文は原則変更しない(回答に複数含まれてもOK)
まとめ|MMSEは「点数」より「測り方」が重要
MMSEは簡便な検査ですが、
実施方法が統一されていなければ、結果の意味が失われます。
この3つを意識することが、信頼できる評価につながります。
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※注意書き
本記事は、作業療法における一般的な考え方を紹介することを目的としています。
個別の評価・治療・判断については、必ず担当の専門職と相談してください


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