こんにちは、現役作業療法士のスマティーです。
今回は、新人セラピストや実習前の学生へ向けて
認知症評価MMSEの注意点をまとめてお話させていただきます

作業療法士のための「点数の先」を読む評価視点
MMSEは、多くのOTが一度は使ったことのある認知機能検査です。
しかし、
と悩むことも少なくありません。
この記事では、OTの臨床判断に直結するMMSEの解釈方法を解説します。
① MMSEは「能力検査」ではなく「状態把握」
まず大前提として、MMSEは
です。
つまりOTにとって重要なのは、
点数の高低そのものより、「どこでつまずいたか」です。
② 項目別にみるOT的な解釈ポイント
見当識が低い場合
示唆されること
OT視点
介入のヒント
記銘・遅延再生が低い場合
示唆されること
OT視点
介入のヒント
計算(100−7)が低い場合
示唆されること
OT視点
介入のヒント
言語項目が低い場合
示唆されること
OT視点
介入のヒント
図形模写が不良な場合
示唆されること
OT視点
介入のヒント
③ MMSE点数とADLをどう結びつけるか
一般的な目安として、
とされています
ただしOT的には
同じ20点でも、
- 見当識が弱い20点
- 記憶が弱い20点
では、支援の方向性は全く異なります。
④ OT評価としてのMMSEの正しい使い方
MMSEは
「この人は◯点だからできない」
「この項目が弱いから、この作業が難しいかもしれない」
という仮説を立てるための材料です。
その仮説を、
と照合することで、OT評価が完成します。
⑤ MMSEだけで判断しないために
OT臨床では、MMSE単独では不十分です。
これらと組み合わせて初めて、
「その人にとって意味のある作業療法」につながります。
まとめ|MMSEはOTの「考える入口」
MMSEは答えをくれる検査ではありません。
OTにとっての価値は、
どんな生活上の困難が起きそうかを考える入口になること
点数ではなく、中身を見る評価をしていきましょう。
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※注意書き
本記事は、作業療法における一般的な考え方を紹介することを目的としています。
個別の評価・治療・判断については、必ず担当の専門職と相談してください


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