こんにちは、現役作業療法士のスマティーです!
今回は、現場での悩みの1つでもある、評価と実施の違いについて、私の身体分野・精神分野・訪問リハビリなど幅広い経験から分かりやすく解説していきます。
はじめに
「評価と介入の違いがよく分からない」
「レポートを書くと、全部ごちゃっとしてしまう」
これは、作業療法学生・実習生が必ず一度はつまずくポイントです。
実は、評価と介入が混ざると、作業療法そのものが分からなくなります。
この記事では、評価と介入の違いを“考え方レベル”で整理します。

結論|評価は「理解すること」、介入は「関わること」
最初に結論です。
評価は準備、介入は実行。役割がはっきり違います。
評価とは何をすること?
評価とは、
- 何が起きているのか
- なぜそうなっているのか
- 生活にどう影響しているのか
を整理することです。
評価=答えを出すことではありません。状況を理解することが目的です。
介入とは何をすること?
介入とは、
など、実際に行動を起こすことです。
評価なしの介入は、方向の分からない支援になりやすくなります。
なぜ評価と介入が混ざるのか?
混ざる理由はシンプルです。
- 「早く何かしなきゃ」と焦る
- 評価=テストだと思っている
- 正解を出そうとしている
その結果、評価の途中で介入が始まってしまうのです。
学生が楽になる整理の仕方
次の2つだけ覚えてください。
この順番が崩れなければ、レポートも実習も一気に楽になります。
まとめ
評価と介入を分けて考えられるようになると、作業療法の全体像が見えてきます。
参考文献
- 日本作業療法士協会.作業療法評価の考え方.
- Townsend E, Polatajko H. Enabling Occupation II.
- Kielhofner G. Model of Human Occupation.
- 石川斉.作業療法臨床思考プロセス入門.
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※注意書き
本記事は、作業療法における一般的な考え方を紹介することを目的としています。
個別の評価・治療・判断については、必ず担当の専門職と相談してください


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