こんにちは、現役作業療法士のスマティーです。
今回は家族に向けてセラピスト側からの視点で
アドバイスできればと思います。

はじめに
「こんなこと、聞いていいのかな」
「忙しそうだし、邪魔にならないかな」
「家族が口を出しすぎだと思われないかな」
作業療法士やリハビリスタッフを前にすると、
聞きたいことがあっても、飲み込んでしまう家族はとても多いです。
まず、最初にお伝えします。
家族が質問することは、迷惑ではありません。
むしろ、とても大切な情報共有です。
結論|「生活に関わること」は、聞いていいことです
結論からお伝えします。
作業療法士に聞いていいかどうかの基準は、
その質問が「生活に関わるかどうか」です。
これらはすべて、聞いていいことです。
作業療法士に「ぜひ聞いてほしいこと」
① 家での関わり方について
家での関わり方は、
作業療法の大事なテーマです。
② 家で困っている具体的な場面
「ここが一番大変で…」
という話は、支援を考える大きなヒントになります。
③ 家族自身のしんどさ
これらは、マイナス評価にはなりません。
むしろ、必要な支援を考える重要なサインです。
④ 家族が感じている不安や疑問
不安を共有すること自体が、支援の一部です。
作業療法士に「無理に聞かなくていいこと」
① すぐに答えが出ない将来の断定
これらは、誰にも正確に答えられないことが多い質問です。
聞いてはいけないわけではありませんが、
はっきりした答えが出ないこともある
と知っておくと、気持ちが楽になります。
② 他の人との比較
回復や適応のペースは、
人それぞれです。
年齢、ケガや病気の種類、今までどんな人生を歩んできたかなど
回復や適応のペースは、人それぞれです。
比較は、あまり役に立ちません。
③ 「正解」を一つ求める質問
生活には、一つの正解がないことがほとんどです。
聞き方に、上手さはいりません
質問するときに、
と思う必要はありません。
「分からなくて…」「迷っていて…」
そのままで大丈夫です。
タイミングが気になるときは
そんなときは、
と一言聞いてみてください。
聞く姿勢そのものが、十分配慮ある行動です。
家族が質問することの、本当の意味
家族が質問することは、
ではありません。
一緒に生活を支えるための
パートナーとしての行動です。
まとめ|聞いていい。頼っていい。
作業療法士は、
本人と家族、両方の味方です。
どうか、
一人で抱え込まず、
そのままの気持ちを伝えてください。
家族向けシリーズ|ここまで読んでくださった方へ
すべて、
多くの家族が通る道です。
あなたは、
もう十分に向き合っています。
※注意書き
本記事は、作業療法における一般的な考え方を紹介することを目的としています。
個別の評価・治療・判断については、必ず担当の専門職と相談してください


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